鈴鹿サーキット走り納めの巻
○●● 鈴鹿サーキット走り納めの巻 前編 ●●○

サーキットでは人も車も限界の力を発揮しなければならない。
人は自己管理でなんとかなるにしても、車は手を入れてやらなければならない。
性能を発揮できるレベルに整備されていなかったり
ダメージを受けた状態ではダメ、、、って、ことでイロイロやってみるわけです。
 
   で、今日はお正月休みに入った工場をお借りしました。(O前君、thx!)
 まず外観を眺めてみたところ、雪道走行でフロントスポイラの右側が割れてしまい欠落してることが判明、、、、っつーか、こんなのは誰だって分かることなので、前もってパーツを注文しておいた。
 最近になって空力パーツは見た目だけではなく、タイムにも影響があると思うようになったので見た瞬間に即決した。
     
   次に通常は見えない下回りを点検すべく、リフトで上げてみたところ、このような状態だった。マジで。ちょっと愕然。
 燃料やブレーキのものだと思われる配管のカバーが割れていた。走行時には特に問題なさそうだが、予想していないダメージだったので交換部品の用意もしていなかった。
 問題ないとしても、脱落の恐れがある取れちゃいそうな部分は外し、ブラブラな箇所をタイラップで固定して完了とした。
     
   フロントスポイラはサクッと交換。アンダーパネルも破損してることは予想できたが、状態を見てから判断しようと思いパーツのオーダーをしていなかった。エアロ的なんとかパネルってのも視野に無いわけじゃないし。w
 とりあえず、だいたいの形状は保っていたので、パネル自体はこのままにしておくワケだが、ラジエータ下部が削れていた。この場でできる対処方法もないので、やはりそのままにしておく。キズも浅いし漏れも見当たらないので、要観察ってところでしょうか。
 ただ道中とかで漏れるとちょっと怖いね。
     
   以上で修理は完了として、あとはいつものブレーキのエア抜きとタイヤ交換。各部の増し締め、高負荷部分のクラック点検等。
 写真はタイヤの保管状態。前回使ったタイヤを、できるだけ良い状態を保つ為に梱包用のラップで包んである。 フレッシュタイヤならいいけど、一度皮むきしたものは表面が酸化したり干からびたりしやすいのでこのようにしてる。大したコストはかからないのでお勧めします。
 ちなみに、奥のハチロクは200PS(7AG!)。でもすぐカブっちゃう。で、黒煙吐いて走り出す、マジで。ちょっと臭い。
     
   ここまで段取り良く漕ぎ着けることができたのも、O前君のお陰(とは言っても、愛車のSMARTをひたすら洗車してただけなんけど) です。この場を借りてお礼を言っておきます。
 にしても、少々ボロいけど、自分の手で整備して、磨き上げて。時には壊して、んで直して。それでもなんとか着いて来てくれる。なんつーか、それだけでも個人的には大満足です。
と、ちょっとおセンチになってみたりして。

 

 時間が空いたのが午後からだったので、ちょっとバタバタになってしまいました。
 ホントなら、走行前日になって弄るのは貧乏っぽくて余裕がない。「明日はタイムを出そう」ってことならもっと余裕がなくちゃいけませんね。
 脳内での言い訳として、大晦日の鈴鹿は団子状態になるのは必至。どーせクリアラップなんて無理だからいいや。どっちかつーと 仲間内でビデオを撮り合っこして、走りを研究しよう的な塩梅なワケです。
 とりあえず早起きしなきゃなので今晩はゆっくり寝ることにします。

2005.12.30 記