先日の鈴鹿でオイルの消費量が多かったことが気になったので いろいろ調べてみた。どう考えても、あまりよろしくない状況みたい。 "走り収めの巻"ではオチが無いって括ったが、オチはあったのだ。 |
この写真はプラグとタイヤを交換する際にリフトで上げた時のエンジン側部。ローターハウジングがオイルでベトベトに濡れています。これなら、ストレートで白煙の目撃や、異常なオイル消費量も頷けます。 で、これの原因はなんだろう?ってことで行きつけのショップに相談してみた。その答えは即答でした。「アウターシールだな、こりゃ」ってことで、どうやら タイヘンなことになってしまったようです。 とりあえず、高負荷を掛けなければしばらく走行 できそうですが、エンジン本体にダメージがあることは事実ですので、OHもしくはリビルトも視野に入れなければならない状況なのは確かです。 | ||
フロントスポイラを交換するときに、インタークーラの凹みはあったのですが、下部が変形していた程度で流路の損傷はありませんでした。走行には問題ないだろうと判断し、鈴鹿に挑んだワケですが、もうちょっと奥のラジエータの変形には気づかなかったのです。 ラジエータ損傷→冷却水漏れ→オーバーヒート→ハウジング変形→アウターシール損傷→オイル漏れ、、、こんな経緯が予測できますが、走行中の水温計が異常な値を指した覚えはなんだけどなぁ。 使用してる計器は大森の電子式52Φ、至って信頼できるものだと思うのですが、このような現象があるのでしょうか?ちなみに、水温センサはアッパーホースに割り込ませています。 |
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雪などの影響で路面が濡れてることが多かったので。今まで気づかなかったんだけど、乾いたところでエンジンをかけるとこの通り、冷却水をだらしなくお漏らししてしまいます。 エンジン本体は 騙し々乗るとしても、ラジエータは即時に対策しないといけません。いままでは純正改コア増しの2層を使っていたのですが、これを修理するよりも、夏場のことも考えて 、この際カロリーが大きいものに交換した方がいいな、などと前向きに考えないと。
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結論として、シャコタン故の弊害というか、雪ドリなどと称した物理的に問題がある無理な走行が祟ったようです。かわいそうなことしちゃったな。 もちろん完治させるための治療費も痛いのですが、小さなミスのために重度の心臓疾患を患わせる事になってしまった事。これがイチバン心を痛めます。 自責の念というか、後悔先に立たずというか、自己嫌悪というか、散在ライフをドップリと満喫してます。 2006.01.09 記 |